酒井酒井

前回のお話では不妊症の原因について途中までお話を聞きました。

今回はその続きからよろしくお願いします。

 

市川先生市川先生

よろしくお願いします。

不妊症の原因は何なのか?

酒井酒井

前回は激しい腹痛の原因まで話していただいたので続きからですね。

 

市川先生市川先生

はい、そして子宮内に残った経血は黒く塊に変化します。

これが、東洋医学で言うところの瘀血ですね。

つまり、排出不良です。

そして、血行不良も発生してますから、当然内蔵の冷えも起こります。

 

酒井酒井

血行の流れが悪くなることは身体に冷えをもたらしてしまうわけですね。

 

市川先生市川先生

元々、人間は恒温動物です。

正しい血行が行われれば、冷えは発生しないのです。

冷えが起きると言う事は、血行不良以外の理由は存在しないのです。

これが、私の考える女性原因の不妊症です。

 

酒井酒井

非常にわかりやすくて勉強になります。

 

市川先生市川先生

しかし、不妊症には当然もう一つの原因が有ります。

それは、男性原因です。

これはかなり難しいです。

 

酒井酒井

確かに不妊症は女性だけの問題ではないですからね。

 

市川先生市川先生

何故難しいのかと言えば、身体の捻れだけで片付けられないからなんですよ。

骨盤の捻れが大きければ、括約筋の捻れが原因で力が入らず、射精困難、陰嚢の貯蓄不良、尾骨神経への伝達不良も考えられます。

これが原因で有れば、充分改善は可能です。

しかし、現代男性の問題は亜鉛不足。

これが一番大きいかと思います。

 

酒井酒井

男性の場合、亜鉛が不足してるのが原因だとは知りませんでした。

 

市川先生市川先生

現代の食生活ではどうしても亜鉛が取りにくい環境になっております。

亜鉛が少ないと健康な精子の生産が出来ません。

是非これはサプリメントとかで補ってください。

 

酒井酒井

サプリメントなら手軽に実践できそうですね。

不妊症は治るのか?

酒井酒井

原因についてはよくわかったのですが、結局不妊症は治るのでしょうか?

 

市川先生市川先生

不妊症は治るという定義は難しいですね…。

妊娠の可能性を高められるとしか言えないですよ。

 

不妊症の人はどのくらいの割合でいるのか?

酒井酒井

不妊症の人はどのくらいの割合でいるのでしょうか?

 

市川先生市川先生

こちらも、生活環境や摂取ミネラルの問題がありますので、一概には言えません。

しかし、割合としては増えていると言えると思います。

 

不妊症はどのような特徴の人がなりやすいのか?

酒井酒井

不妊症はどのような特徴の人がなりやすいのでしょうか?

 

市川先生市川先生

こちらも、特別に特徴は有りません。

しかし、O脚の方はなりやすいと言えますね。

O脚は股関節が後方変異を起こし、恥骨結合が開いてる状態ですので。

歩き方を観れば分かります。

 

不妊症の検査はどのようなものがあるのか?

酒井酒井

不妊症の検査はどのようなものがあるのでしょうか?

 

市川先生市川先生

排卵の時期のバランスや、卵子の健康状態、それに精子の健康状態の検査となります。

 

不妊症に漢方は効くのか?

酒井酒井

不妊症に漢方は効くのでしょうか?

 

市川先生市川先生

やはり、東洋医学で言うところの瘀血や冷え、血行障害の改善には効果をみられる生薬も多いと思います。

しかし、漢方であろうが製薬であろうが、圧力を変えられる薬は存在しないので、難しいと思いますね。

 

酒井酒井

なるほど、今回も色々とお答えいただきありがとうございました!

 

市川先生市川先生

いえいえこちらこそありがとうございました。