酒井酒井

では前回に引き続き、またメニエール病について質問させていただきます。

 

市川先生市川先生

なんでも聞いてください!

メニエール病の原因は何か?〜続き〜

酒井酒井

前回はメニエール病の正体が脳のズレというところまでお話ししました。

 

市川先生市川先生

はい。そうすると、新たな疑問点が出ます。

脳ってズレるんですか?

と言うことですよね。

 

酒井酒井

はい、確かに脳がずれるのは想像できないですね笑

 

市川先生市川先生

実はズレてるんです。

これは、迷走神経反射の記事でも書きましたが、原因は猫背です。

本来の頭部の位置であればズレは最小限で抑えられます。

しかし、正しい頭部の位置と言うのは、両耳たぶより垂直の線を引いた際に両側の肩の頂点を通る状態です。

 

酒井酒井

また猫背が原因になってくるんですね。

 

市川先生市川先生

そしてその位置からズレてしまえば、頭を支える筋肉は前後左右で筋力差が発生します。

その筋力差が頭蓋骨を強い方向に引っ張る事で頭蓋骨に変形が起こります。

その変形の形により脳は圧力の少ない方向に押し出されます。

その場所が内耳の上であったなら内耳神経は圧迫され、正常な平衡感覚の情報を送れません。

それがめまいです。

 

酒井酒井

脳がずれることによって平衡感覚を教えてくれる情報がちゃんと伝わらなくなり目まいが起きてしまうわけですね。

 

市川先生市川先生

そして長時間の圧力が続けば、減圧の為にリンパ液を集め、内耳の減圧をさせようと水腫を発生させるのです。

これは、メニエール病に関しての原因ですが、同じ原因でもし眼球に脳が圧力を長時間に渡り掛けてしまうと、緑内障の原因になります。

 

酒井酒井

圧力が過剰にかかってしまう場所が変われば緑内障にもなってしまうんですか。

 

市川先生市川先生

ようは何処に圧力が掛かるかの問題なんですよ。

内耳に掛かればメニエール、眼球ならば最悪緑内障だと言う事です。

 

メニエール病は治せるか?

酒井酒井

原因についてはすごくよくわかりました。

それで結局メニエール病は治せるのでしょうか?

 

市川先生市川先生

治せますよ。

脳圧と内耳の圧力を下げれば、神経の情報伝達を改善出来ます。

 

メニエール病は改善するのにどのくらいの期間が必要か?

酒井酒井

ではメニエール病は改善するのにどのくらいの期間が必要ですか?

 

市川先生市川先生

ここが一番難しいのです。

それは、改善した環境をいかに持続させられるか?

これが一番の問題です。

 

酒井酒井

なるほど、元に戻ってしまうケースも考えられるわけですね。

 

市川先生市川先生

水腫は圧力が掛からなくなれば、少しずつ身体が再吸収していきますが、圧力の掛からない時間が必要なんです。

その為には短期間での矯正を最低半年、その後は期間を伸ばせると思います。

 

メニエール病はどうしてめまいや耳鳴りがするのか?

酒井酒井

改めておさらいですが、メニエール病はどうしてめまいや耳鳴りがするのでしょうか?

 

市川先生市川先生

内耳や中耳に圧力がかかる為、めまいや聴覚障害を発生させます。

神経の伝達不良ですね。

 

メニエール病の薬はどのようなもので、効果はあるのか?

酒井酒井

メニエール病の薬はどのようなもので、効果はあるのでしょうか?

 

市川先生市川先生

大半はステロイドを使用した、消炎剤みたいですね。

水腫を炎症の一環と判断してるからだと思いますが、効果は期待出来ないですね。

 

酒井酒井

やはり効果は期待できないのですね。。。

メニエール病は食事に気をつけるべきか?

酒井酒井

メニエール病は食事に気をつけたほうがいいですか?

 

市川先生市川先生

食事は線維筋痛症と同じく発祥原因ではありません。

全く気をつける必要はありません。

 

メニエール病は遺伝するか?

酒井酒井

メニエール病は遺伝しますか?

 

市川先生市川先生

遺伝はいたしません。

 

酒井酒井

なるほど、ではこれで質問は以上です。

今回も非常に勉強になる話をありがとうございました!

 

市川先生市川先生

いえいえ、こちらこそありがとうございました。